インテリアデザイナー 竹内三ツ木の   おすすめ美術館
Vol.302 

SARAH BERNHARDT


MUCHA MUSEUM

ミュシャ 美術館 (プラハ)

古都プラハは、街全体が美術館のようだと良く言われる。社会主義が崩壊する十数年前まで、中央ヨーロッパでの数々の歴史上舞台となった、旧市街広場から歩いて十分程の宮殿内にミュシャ美術館がある。ポスター、絵画などの作品の他にも、ミュシャ自身が生前愛用していた遺品や写真なども収められている。
フランシスコザビエル等の歴史上人物の彫刻で飾られたゴシック様式のカレル橋をわたって、ヴァルタヴァ河左岸の壮麗なプラハ城の中にあるプラハ国立美術館にもミュシャの作品は数多く収められている。

アルフォンス:ミュシャは1860年チェコのモラヴィアに生まれる。17歳の時、ウイーンへ出て舞台美術の仕事等に携わり、その後ミュンヘンの美術アカデミーに25歳で入学する。卒業後パリに移り、本の挿し絵など、商業的な絵を描き始める。1895年、人気女優のサラ・ベルリーナのポスターを制作した事から、当代随一の人気画家となる。まさに、イラストレーターミュシャの誕生である。パリ万博の仕事をし、招かれてアメリカに渡り、画家として、又美術教育者として精力的に活動する。

1910年、チェコに帰ったミュシャは、西ボヘミアにアトリエを構え、かねてから念願であった祖国の歴史を描いた「スラブの叙情詩」の制作に取り掛かる。しかし、その後十七年の歳月を費やしたこの大作は彼の生前に人々の目に触れる事はなかった。共産主義国になったチェコにはふさわしくないと言うのがその理由である。

ミュシャは1899年、聖ヴィート大聖堂に聖人を題材にしたステンドグラスのデザインを手がけている。

晩年には、神神をテーマにした歴史画を数多く残し1939年、78歳の生涯をプラハにて終わらせている。





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